【企業看護師の年収比較】企業看護師は産業保健師だけではありません!

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看護師を辞めたいと思ったとき、一般職になる選択と看護師資格を活かし企業看護師となる選択があります。

病院看護師であれば夜勤もあり、看護師手当もありそれなりの年収が見込めますが、企業看護師はいったいどうなのでしょうか。

【企業看護師職種分類】

職種仕事内容
産業保健師企業内の健康管理センターでの勤務
行政関連職保健所、保健センター、地域包括支援センターなど
製薬関連企業治験関連、医薬品・医療機器関連
コールセンター生命保険会社利用者の体調不良対応、医薬品・医療機器デバイスの使用対応
医務室関係保育園、大学、テーマパークなど
教育関係看護専門学校、大学の教員
その他健診会社のスタッフ、医療事務職向け専門講師など

この記事でわかること

結論は選択する職種で大きく変わります。職種ごとにどの程度の年収になるかは、この記事を読むことでわかります。

職種ごとに比べていますが、職種の中でも採用要件により異なりますので、一概には言えません。

詳細に各職種について年収をみていきます。

著者について

社会人から看護師へ。臨床経験を経て紆余曲折し現在は企業看護師として小さな会社に事務職メインで働いてます。転職サイト登録10社以上、転職回数5回以上のジョブホッパーです。

産業保健師

年収500万円~600万円程度

大手企業であれば高年収が見込め、年収も定期昇給によりアップする。無期限正規雇用の職種が少ないため、派遣や契約社員での雇用もあり年収は病棟看護師よりも確実に下がる。また、中小企業であれば高年収は見込めない場合もある。

一言メモ大手企業の求人は非常に少なく、臨床経験がある程度ないと難しい。保健師採用の企業もある。

行政関連職

地方公務員で平均年収635万円、国家公務員で年収583万円程度

保健所、地域包括支援センター、行政設置の健康福祉関連の職域。地域包括支援センターは、行政が委託し医療法人などが運営する場合がある。医療法人運営の地域包括支援センター職員の年収は病棟看護師より少ない。地方公務員、閣下公務員であれば定期昇給により年収アップが見込めるため高年収が見込める。

一言メモ行政職員は、基本的には保健師の採用のみで看護師はほぼない。年齢制限もある場合が多い。

製薬関連企業

治験関連:CRC 370~430万円

治験関係の職種と医薬品・医療機器販売に関する職種に分けられる。治験関連職種には様々なものがあるが、看護師が転職しやすいのはCRC(治験コーディネーター)。CRCにはSMOに勤務する場合とCRO(例えば病院、クリニック)で勤務する場合で平均年収が異なる。

SMO:治験施設支援機関、CRO:受託臨床試験実施期間

医薬品販売関連フィールドナース:400万円~550万円程度

クリニカルスペシャリスト、クリニカルエデュケーターなど。企業によりますが、契約社員採用の場合も多く、年齢制限を設ける企業もあります。採用情報には記載されていない場合が多い。

一言メモ治験関連職種は様々な職種があり、職種も複雑です。外資系である場合もあり、年収アップが見込める。

コールセンター

年収400万円程度

コールセンターの仕事内容は大きく2つに分けられる。生命保険会社が行っている契約者などの体調不良に伴う救急電話対応と製薬会社から委託された会社が行っている医薬品、医薬品デバイス(皮下注射の自己接種機器など)の取り扱いなどに関する対応。

一言メモ24時間対応の場合が多いため、シフト制のところが多い。

医務室関連

年収300~400万円程度

保育園、大学など。保育園は求人数がそれなりにありますが、大学医務室はほとんど求人が出回らないこと、パートや契約社員のことも多い。テーマパークの求人はさらに出回らない。

教育関連

専門学校教員:300~400万円程度

看護師専門学校の教員、大学教員(教授、准教授)などがある。また、看護師専門学校受験予備校講師、国家試験対策予備校などもある。

言メモ大手企業が経営しているところでは500万円程度など高年収が見込める。

大学教員:職位でことなる

国公立大学、私立大学でも大きく異なるので一概には比較が難しい

参考までに

  • 教授年収1000~1200万円程度
  • 准教授年収800~900万円程度
  • 講師年収600~700万円程度
  • 助教年収500~600万円程度

その他

いろいろありますので年収の参考はお伝えしにくいのですが、病棟看護師より下がることが多いと思います。

まとめ

企業看護師になりたいと思っているけどどうしようと考えている方には、年収のことがまずは気になるかと思います。転職サイトや検索エンジンで閲覧した求人内容にはもっと違う数字があるかもしれません。経験年数や年齢などで年収は大きく変わってくることも大いにあります。まずは、自分で情報収集するのは時間が限られることもあります。求人サイトに登録するのも一つの方法かもしれません。

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