看護学生が生化学を学ぶ視点を3つのポイントでわかりやすく説明!

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看護学生
看護学生

生化学ってよくわからない。

いったい何のために勉強するの?

どうやって勉強すればいいの?

筆者
筆者

授業を聞いていてもわからない言葉が多いし、

必要性がわからないと勉強したくなくなるわね。

看護学生になって、一般教養と同じように生化学の授業があります。専門学生の皆さんも、大学生の皆さんも変わらず学ぶ教科だと思います。そんな生化学ですが、さっぱりわからない、なんで学ぶ必要があるの、国家試験に生化学の問題は出るのか、どのように勉強したらいいのか思われる方が多いのではないでしょうか。今回は、看護学生が学ぶ生化学のことについて、お話しできたらと思います。

生化学がさっぱりわからない方、わからなくても問題はないと思います。ただ、国家試験では生化学の問題はでます。わからなくてもいいのに国試には出るの、と不安になった方も多いでしょう。でも大丈夫です!生化学はポイントだけ押さえれば問題ありません。国試には出るといっても出題自体は数少ないです。しかし、きちんと学ばなければいけない分野であることは間違いありません。
今回は

・生化学はわからなくても大丈夫?
・生化学とは何なのでしょう?生化学を学ぶ意義とは?
・生化学はわかりにくい?

について説明します

生化学はできなくても大丈夫?

看護学生
看護学生

生化学の教科書を見たけど、全部覚えるのは無理です…。

覚えなかったら国家試験も受からないんですか?

不安しかありません…。

筆者
筆者

わからない事ばかりだと不安になるわね。

不安があると苦手意識が先行して、できないと思い込んでしまうわ。

ポイントさえ押さえれば、生化学はクリアできるわよ。

まずは苦手だと思い込まないようにしましょう!

看護学生
看護学生

確かに!授業も何を言っているのかわからなくて…。

わからないって思いこんでいます。

でもポイントだけでいいんですか?何からやれば…。

筆者
筆者

焦らないで大丈夫よ。

まずは生化学は難しいと思い込まないところから始めましょう。

生化学はできなくても問題ないのでしょうかと思われるかもしれません。あなたが1年生なら問題ありません。国試間近の皆さん、何とかなります。私の周りの看護学生さんたちは国家試験間近の追い込みで何とかなっていました。個人的には、追い込まれてから勉強すれば何とかなる、と思っています。2年、3年先のことを心配してしっかり対策しておく分野ではないのでしょうか。そのような心配をする時間は、解剖生理にあてたほうが有益です。
では、どのように勉強すればいいのでしょうか。
それはずばり、過去問をする、過去問の解説を覚える、ということを過去問をやれば十分ではないのでしょうか。また、生化学の分野は教科書が難しいので、わかりやすい図が多い参考書を探すのもいいのではないでしょうか。

生化学とは何なのでしょう?生化学を学ぶ意義とは?

生化学とはどのようなことを示す分野であるかを理解しておくことは必要です。それはなぜか?最も重要な理由、それは患者さんのことをきちんと知ることにつながるからです。では生化学がさす分野とは何なのでしょう?それは体の中に入ってきたものがどのように出ていくかを示している分野であるということです。何を言っているかわからないと感じられる方も多いと思います。
では具体的にはどんなことを言っているのか。皆さんは解剖整理を学ぶ必要性はなんとなくわかるのではないでしょうか。体の仕組みと働きを知ることで正常か否かを知る必要があるからです。体の中のどの部分に異変があるから、症状として現れるのかを理解することは、患者さんの看護をするうえでとても重要です。身体にアプローチしていく学問が解剖生理学であるなら、体に取り込んだものがどのようになっているか、取り込んだ物質のほうからアプローチしていく分野、それが生化学です。簡単に考えたら、身体の仕組みのことはわかっているのに、食べ物や薬は消化されて、あるいは形を変えて吸収されたり、代謝されたりしていくのに、その物質のことは何もわかりませんというのは、変だと思いませんか。形を変える体の仕組みのことはしっかり学んでいるのであれば、物質がどのように変化していくかということも学ぶ必要があるのではないでしょうか。生化学の詳細な内容がわからなくても、生化学とは体の中に入ってきた物質(食べ物だったり、薬だったり)が変化することだなとわかっていれば問題ないのではないと思います。

生化学はわかりにくい?

ではなぜ、生化学がわかりにくいのでしょう。それは人体の体の中で起こっていることは化学式で示されることがほとんどだからです。基本的になんでもそうだと思うのですが、世の中の中で起きている事象の多くは数式で示されることができます。例えば、タクシーのメーターもステップ関数という関数で示されたりします。同じように、人体の中で起こっていることの多くは、化学式で示すことができますし、物質の一つ一つは化学式で示されます。また、細胞レベルの内容が多くあるので、イメージがしにくいのではないでしょうか。物質の一つ一つの動きが微小な単位で示されること、化学式が多用されることで苦手意識が先行するのだと思います。化学式は怖くありません。皆さんも日常的に化学式に触れています。水はH₂O、酸素はO₂ですね。その延長線上にあるだけですので、まずは苦手意識を埋め込まないのが一番重要です。

体の中の物質の変化のことを、患者さんにわかりやすく説明できる看護師さんはとてもありがたがられますし、カッコイイです。皆さんもかっこいい看護師を目指して、生化学にトライしてみてください。

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