~30歳目前に看護師になろうと決意~
どうやって社会人から看護師になったのか
私がどのような道順をたどり、社会人から看護師になったのかをお伝えしていきます。ここでは、具体的な経緯を3つに分けてお伝えします。
・学校選びとその基準
・お金の準備
・勉強方法
・学校選びとその基準
看護師になるには、専門学校と看護系の大学への進学のどちらかになります。私の場合は、学校選びの基準の最優先事項が授業料だったため、専門学校を選択しました。すでに大学を卒業していたために大学への編入も選択肢としてありましたが、それも選びませんでした。看護系の専門学校は私立を除き、各自治体の医師会が経営していたり、国立病院の付属の学校であったり、病院が母体となっている学校などは授業料がほかの専門学校などに比べると破格に安いです。大学編入は、私立であれば年間100万円を超える授業料がかかってきますし、国立であっても80万円ほどかかってくるため、大学の選択肢はありませんでした。
また、一人暮らしを前提に学生生活を過ごそうと考えていたので、寮のある学校を選びました。また、受験勉強が楽になるように基本的には社会人入試があるところ、なおかつ受験科目に理科が入っていない学校を選びました。社会人入試は一般入試に比べて競争率が低く、問題も簡単な傾向であること、また受験勉強からしばらく遠ざかっているため、受験科目は少ないところにしようと考えました。
・お金の準備
基本的には社会人時代の貯金で賄うこととなりました。学校は授業料の安い専門学校を選んだために、年間20万円もいかない程度でした。また、寮で3年間生活することになりましたが、寮費は月1万円もいかないくらいでした。私が学生だった頃にはあまり存在していない制度でしたが、現在では規模の大きな病院では看護師になった際にその病院で何年間か勤務することで、学校の授業料などをだしてくれる病院もあったりします。それから、私は会社を辞めてから間もなく入学となりましたので失業保険ももらえませんでした。失業保険は、あくまでも仕事を失って次の仕事が見つかるまでの制度ですので、進学するものは受給できません(今から20年近く前の情報なので、今はどうなっているかわかりませんが)
・勉強方法
受験科目は小論文、数学、英語、面接でした。小論文に関しては医療系専門学校の小論文問題をインターネットで検索して何回かときました。数学と英語に関しては、それぞれ問題集を1冊買い、それを2回くらいときました。基本的には自宅学習のみで、専門の予備校などには通いませんでしたし、模試なども受けませんでした。
自慢などでは決してありませんが、私は高校時代まあまあの進学校に通っており(偏差値で言うと70くらい)、受験勉強のイロハを叩き込まれたので、勉強はそれほど苦労せずに済みました。看護専門学校の偏差値は難しくても60です。高校時代は落ちこぼれで大学受験も失敗しましたが、高校を卒業して10年ほどして高校時代の受験勉強が生かされました。
看護系の専門学校および大学の社会人選抜編入試験は問題が易しいので、受かりやすいのではないかと思います。今まで勉強なんかやったことがない人でも、大丈夫だと思います。
私は仕事をしながらだったので1日1~2時間を週5日、1年ほど勉強して、受験しました。
結果は…1年後の試験で合格しました。
今回は私が社会人から看護師になるまでの道のりを、ざっくりと説明しました!
今からでも遅いかもとは思わずに、挑戦の一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
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